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時間の重み

仲の良かった友人がよく「時間がない」と愚痴をもらす。


実質ニートな俺としては訳がわからん話だ。
こっちはいかにストレスなく時間を潰すかに苦心しているというのに。

今の自分的暇つぶしは図書館で借りた小説を片っ端から読むという所業。
何が良いかって図書館はタダなのが良い。何冊借りてもタダ、無料。
一人につき20冊という上限はあるようだが、借りてもせいぜい10冊程度だからね。

小説は良い。読むのに時間がかかる。


同じ物語を映画で見たらほんの2時間だが、小説ならば3日だって夢ではない。
俺は時間があるので基本的には一気読みだが普通の人ならば1ヶ月くらいかかる作品もあるみたいだね。

面白いのしか読まないから10冊借りても最後まで読み切るのは3冊程度。
だからある程度審美眼みたいなのは磨かれてきた。


文学作品というよりかは娯楽作品を見極めるあれだけどね。

どっかの新人賞の選考員として雇ってもらえないですかね?w
ま、あれは作家先生がボランティアみたいな感じでやるものなんでしょう。
人の小説を読まなきゃいけないって結構大変だと思うし。それも新人賞なんて作品が水準に達している保証すらない。

 

文学賞は文学会の底上げというか、市場全体を構築する意味もあるから手は抜けないんでしょうね。
又吉が芥川賞取った時なんかは連日ニュースで取り上げられてたし。これで純文学に興味を持つ人もいるでしょう。

しばらくは時間つぶしは小説でいく。飽きたらまた考える。


でもこれまでの経験から小説は飽きなさそうだね。ジャンルもいっぱいあるし。今度はハヤカワSF文庫に手を出してみようかね。